ロサンゼルスにおける発泡スチロール禁止法案に関して
カリフォルニア州では生成過程でもゴミとしても環境負荷が大きいとして、2016年にも発泡スチロールを全面使用禁止とする法案が審議されている。今年6月に提出された同法案は、今後可決すれば州として全米初のケースとなる。同州ではすでに50以上の自治体が独自の禁止条例を持ち、レストランやスーパーに対して地中での分解可能な容器に差し替えることを求めている。しかし全面的な禁止には根強い反対意見もある。外食産業では「熱いものの持ち帰り用には発泡スチロールに勝る容器はない≒分解可能な素材を使った容器は高くつく」と消極的。また州内の発泡スチロール容器メーカーは「数百人の雇用が失われる」と反論し、カリフォルニア商工会議所は「雇用減殺法案」と批判する。
日常に普通に存在するものだけに「なくなれば不便」という消費者の声もあるが、2007年から発泡スチロール容器を禁じている同州で最大自治体のサンフランシスコ市は「省エネ、環境問題を第一義に考えれば、発泡スチロール容器の禁止は市民の理解も得られて比較的スムーズだった」という。
カリフォルニア州ではスーパーのレジ袋の使用禁止法案を検討されたが、結局は昨年8月に否決された。発泡スチロール容器が州内から消える旧の実現には、まだ紆余曲折がありそうだ。
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