FXに関する為替情報
外国為替市場(FX)の欧州時間は、本邦通貨当局による介入警戒感が根強く残る中、ギリシャの財務相が入院した事や先日の包括支援策に対する国民投票実施で不安感が強まったために、ユーロが下落する動きを強める事となった。また、市場が予想していた通り豪が25Bpの利下げを行ったが、やはりこれが足かせとなった豪ドルも下落する動きを続けたために、市場全般的に主要通貨やそのクロス円通貨が下落する展開となった。特に、欧米の株価が軟調に推移した事もあって、市場では先週までの流れと変わってリスク回避の姿勢を強める事となり、ドル買いと円買いの目立つ動きが続いた。